野球

プロ野球(NPB)の視聴方法|海外から観られる配信と球団ごとの違い

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ナイター照明の日本の野球場を上段から見下ろし、内野の上に複数の放送画面が浮かんでいるイメージ(同じ競技を主催球団ごとに別の配信先で観ることを表した図)

プロ野球の配信は、ひとつの契約で12球団すべてを観られる形になっていません。主催球団がその試合の放映権を持っていて、売り先が球団ごとに違うためです。「どのサービスに入ればいいか」の答えが人によって変わるのは、このためです。

このページでは、いま誰がどの試合を配信しているのかと、日本の外から追うときに効いてくる線引きを、リーグと各球団が公表している案内から整理します。2026年の日程そのものはプロ野球・MLBの2026年日程にまとめています。MLB側はMLBの視聴方法に、ほかの競技はサッカーNBAに分けています。

権利は主催球団が持っている

12枚のタイルが上下2段に並び、上段の6枚は1つの大きな枠にまとまり、下段の6枚はそれぞれ別の枠で囲まれているイメージ(パ・リーグは6球団で1つの入口、セ・リーグは球団ごとに入口が分かれることを表した図)

NPBの放映権は、リーグが一括で売っているのではなく、その試合を主催する球団が持っています。ホームゲームの中継をどこに出すかは、球団が決めます。

ここでパ・リーグとセ・リーグで作りが分かれます。パ・リーグは6球団が共同で1つの配信サービスを運営していて、6球団の主催試合がそこにまとまっています。セ・リーグにはその共同サービスがなく、球団ごとに契約先が違います。片方は1契約で6球団、もう片方は球団の数だけ入口がある、という形です。

パ・リーグは6球団まとめて1つ

パ・リーグ側の入口はパーソル パ・リーグTVです。パシフィックリーグマーケティングが運営するリーグ公式の配信サービスで、対象は次のとおり案内されています。

  • パ・リーグ球団主催の一軍公式戦
  • 交流戦 — パ・リーグ主催試合に加えて、巨人・阪神主催試合
  • パーソル クライマックスシリーズ パ
  • オープン戦(パ・リーグ6球団の本拠地開催試合)と春季キャンプ
  • ファーム・リーグ公式戦(一部対象外あり。ファイターズは見逃し配信のみ)

料金は月額1,595円(税込)、パ・リーグ6球団いずれかのファンクラブ会員なら月額1,045円(税込)です。1日単位で購入できる1dayチケットは660円(税込)です。スコアの表示を切ってネタバレを避ける、得点シーンだけを追う、といった機能が付いています。

ここが海外から追うときの分かれ目です。パ・リーグTVの案内には「パ・リーグ.com/パーソル パ・リーグTVはEU圏内およびイギリスからご利用いただけません」と明記されています。EU加盟国と英国からアクセスすると、通常の画面ではなくこの案内が表示されます。ヨーロッパに住んでいる場合、パ・リーグの入口はここではない、ということになります。

セ・リーグは主催球団ごとに配信先が違う

セ・リーグ側は、球団の公式サイトにある放送予定がそのまま一次情報です。2026年9月の放送予定に載っている主催試合のネット配信は、たとえば次のように分かれています。

主催球団 主催試合のネット配信 補足
読売ジャイアンツ GIANTS TV 球団が自前で運営している配信サービス
阪神タイガース 虎テレ/DAZN 虎テレは球団の公式サービス。テレビ中継はサンテレビ・ABCテレビ・GAORA SPORTS・スカイAなど
東京ヤクルトスワローズ フジテレビONEsmart/FOD/DAZN CSのフジテレビONEと、その配信版という組み合わせ
中日ドラゴンズ DAZN/J SPORTSオンデマンド テレビ中継は東海テレビ・CBCテレビ・J SPORTS 2など

同じセ・リーグでも、球団が変われば契約先ごと変わります。応援している球団のホームゲームがどこで配信されるかは、その球団の公式サイトの放送予定を見るのがいちばん早い、という構造です。ビジターの試合は相手の主催なので、そちらの球団の配信先になります。

日本の外から観るときに効く2つの線引き

日本向けに作られた配信サービスは、接続元の国で扱いが変わります。プロ野球の場合、はっきりしているものが2つあります。

1つは、日本国内からしか使えないサービスがあること。GIANTS TVは日本国外から開くと、配信スケジュールの画面ではなく「ご利用の地域から本サービスはご利用できません(This service is not available in your region.)」という表示になります。巨人の主催試合をこのサービスで追うことは、日本の外からはできません。

もう1つは、同じ名前のサービスでも国ごとに中身が違うこと。DAZNは国ごとにサービスが分かれていて、日本のDAZNに並んでいる中継が自分の国のDAZNにも並ぶとはかぎりません。契約する前に、居住国のDAZNのラインアップにプロ野球があるかを確かめることになります。旅行や引っ越しで接続元が変われば、適用される権利もそのぶん変わります。

日本のナイターは自分の国で何時になるか

NPBの試合開始は平日のナイターが18:00、土日のデーゲームが14:00が基本です。レギュラーシーズンは3月下旬から10月上旬までなので、この期間はヨーロッパも北米もほぼ夏時間にあたります。

日本時間 中央ヨーロッパ(夏時間) 米国東部(夏時間)
18:00(平日ナイター) 11:00 05:00
14:00(土日デーゲーム) 07:00 01:00

日本時間は中央ヨーロッパの7時間先、米国東部の13時間先です(いずれも夏時間の場合)。ヨーロッパからなら午前中、北米東海岸からなら早朝というのが、プロ野球を生で追うときの形になります。シンガポールなら17:00、オーストラリア東部なら19:00です。10月末から11月初めにかけて欧州・北米の夏時間が終わると、この差はそれぞれ1時間ずつ広がります。

ブックメーカーのライブ配信との関係

スポーツブックのなかには、オッズ画面のとなりで試合映像を流せるものがあります。配信がある試合には一覧でアイコンが付くのが一般的なので、観たい試合にアイコンが出ているかどうかがそのまま答えになります。

視聴の条件は事業者によって違います。ステークカジノは自社の案内で、視聴にベットも入金も条件ではなくログインだけでよいと明示しており、野球ではMLBを配信対象に挙げています。同じ案内は、多くのスポーツブックではその試合にベットした利用者に視聴が限定されるのが一般的だとも書いています。観られる大会は居住国によって変わります。事業者ごとの条件はブックメーカーのライブ配信で試合を観るにまとめています。

ステークカジノの公式サイトを見る / 1xBetの公式サイトを見る / GG.Betの公式サイトを見る

「無料でライブ視聴できる」とうたうサイトの仕組み

球団名や「プロ野球 無料視聴」で検索すると、放映権を持つ事業者以外が映像を流しているサイトも出てきます。視聴料を取らない代わりに広告が収入源になっている作りで、そのぶんポップアップやオーバーレイの量は公式の配信より多くなります。権利者との契約にもとづく配信ではないため、画質・遅延・途中停止についての保証はありません。仕組みの詳しい整理はサッカーの視聴方法にあります。

権利者の許諾なく配信されている映像を視聴する行為をどう位置づけるかは、お住まいの国・地域の法律によって変わります。配信する側だけを対象にしている国もあれば、視聴する側の責任を定めている国もあります。日本語で書かれた解説は日本の法制度を前提にしていることが多いため、居住国の規定で確認してください。

観られないときに確認すること

  • その試合の主催球団はどこか。 配信先は主催球団で決まります。ビジターの試合は相手側の配信先です。
  • パ・リーグの試合なら、接続元がEU圏内またはイギリスでないか。 この2地域はパ・リーグTVの対象外と案内されています。
  • 巨人の主催試合をGIANTS TVで探していないか。 日本国外からは地域の案内が表示されます。
  • 自分の国のDAZNにプロ野球が並んでいるか。 日本のラインアップとは別物です。
  • ブックメーカーの配信なら、ログインと視聴条件、そして試合一覧のアイコン。

関連ガイド

賭け方とマーケットの話はブックメーカーの野球(MLB・プロ野球)野球のハンデキャップに、ブックメーカーの配信機能そのものはブックメーカーのライブ配信にまとめています。ほかの競技はサッカーJリーグNBAF1UFCに分けています。

ギャンブルは各国・地域の法定年齢以上、余剰資金の範囲で。ブックメーカーの利用可否は国・地域によって異なります。当サイトは世界中の日本語話者に向けた情報サイトであり、必ずお住まいの国・地域の法律をご確認ください。詳しくは責任あるギャンブルについてをご覧ください。

よくある質問

ひとつの契約でプロ野球12球団すべての試合を観られますか?

観られません。NPBの放映権は主催球団が持っていて、ホームゲームの中継をどこに出すかは球団が決めています。パ・リーグは6球団が共同でパーソル パ・リーグTVを運営しているため6球団分が1つにまとまっていますが、セ・リーグにはその共同サービスがなく、球団ごとに契約先が違います。観たい球団のホームゲームがどこで配信されるかは、その球団の公式サイトの放送予定が一次情報になります。

プロ野球を無料で観る方法はありますか?

権利者が無料で流している枠は限られており、配信は基本的に有料です。パーソル パ・リーグTVは月額1,595円(税込)、パ・リーグ6球団のファンクラブ会員は月額1,045円(税込)で、1日単位の1dayチケットは660円(税込)と案内されています。追加料金なしで観る手段としてはブックメーカーのライブ配信がありますが、配信の対象になる競技や大会は事業者と居住国によって変わります。

海外からパ・リーグTVを使えますか?

パ・リーグTVの案内には「パ・リーグ.com/パーソル パ・リーグTVはEU圏内およびイギリスからご利用いただけません」と明記されています。EU加盟国と英国からアクセスすると、通常の画面ではなくこの案内が表示されます。ヨーロッパに住んでいる場合は、パ・リーグの試合の入口がここではないことになります。

巨人の主催試合を日本の外から観られますか?

球団が自前で運営しているGIANTS TVは、日本国外から開くと配信スケジュールの画面ではなく「ご利用の地域から本サービスはご利用できません(This service is not available in your region.)」という表示になります。なお巨人のビジターの試合は相手球団の主催なので、配信先はその球団の契約先です。

日本のDAZNで観ている中継を、引っ越し先の国のDAZNでも観られますか?

DAZNは国ごとにサービスが分かれているため、日本のDAZNに並んでいる中継が自分の国のDAZNにも並ぶとはかぎりません。契約する前に、居住国のDAZNのラインアップにプロ野球が入っているかを確認してください。旅行や引っ越しで接続元が変われば、適用される権利もそのぶん変わります。

権利者以外が配信しているサイトで観るのは、法律上どう扱われますか?

権利者の許諾なく配信されている映像を視聴する行為をどう位置づけるかは、お住まいの国・地域の法律によって変わります。配信する側だけを対象にしている国もあれば、視聴する側の責任を定めている国もあります。日本語で書かれた解説は日本の法制度を前提にしていることが多いため、居住国の規定で確認してください。

日本時間18時開始の試合は、自分の国では何時になりますか?

日本時間は中央ヨーロッパの7時間先、米国東部の13時間先です(いずれも夏時間の場合)。日本時間18:00のナイターは中央ヨーロッパで11:00、米国東部で05:00、シンガポールで17:00、オーストラリア東部で19:00です。土日の14:00開始のデーゲームなら中央ヨーロッパで07:00、米国東部で01:00になります。10月末から11月初めに欧州・北米の夏時間が終わると、この差はそれぞれ1時間ずつ広がります。