フォーミュラ1

カタールGP 2026|日程と、ピットストップ回数が規則で決まる仕組み

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砂漠のなかの照明に照らされたサーキットを上空から見たイメージ。中高速の連続コーナーが流れるように続き、周囲に高い照明塔が並んでいる

2026年のF1カタールGPは11月27日(金)から29日(日)、ルサイル・インターナショナル・サーキットで行われます。シーズン第22戦、最終戦アブダビの1つ手前です。

このレースには、ほかのどのグランプリにもない特徴があります。1セットのタイヤで走れる周回数の上限が、レギュレーションとして事前に決められることがあるのです。上限が決まった年は、ピットストップの回数がチームの戦略ではなく計算で決まります。このページでは日程とコース情報に加えて、その仕組みと、賭ける側が何を見ればいいのかを整理します。

開催概要とセッション時刻

大会名 カタールGP(Qatar Grand Prix)
開催日 2026年11月27日(金)〜11月29日(日)
ラウンド 2026年シーズン 第22戦
会場 ルサイル・インターナショナル・サーキット(カタール・ルサイル)
1周 5.419km・57周(レース距離308.611km)
初開催 2021年
コースレコード 1分22秒384(ランド・ノリス/2024年)

2026年のカタールはスプリント開催ではありません。ここは今季の変更点です。2023年・2024年・2025年は3年続けてスプリントが組まれていましたが、2026年は通常フォーマットに戻ります。つまりフリー走行が3回に増え、予選前に得られる情報量が過去3年より多くなります。後述するタイヤの事情を考えると、この違いは小さくありません。

セッション 現地時間(AST) 日本時間
フリー走行1 11月27日(金)16:30 11月27日(金)22:30
フリー走行2 11月27日(金)20:00 11月28日(土)02:00
フリー走行3 11月28日(土)17:30 11月28日(土)23:30
予選 11月28日(土)21:00 11月29日(日)03:00
決勝 11月29日(日)19:00 11月30日(月)01:00

カタールはAST(UTC+3)で夏時間はなく、日本との時差は6時間です。決勝は日本時間で月曜の01:00。前戦ラスベガスが日曜13:00という珍しく見やすい時間帯だったのに対して、こちらは深夜帯になります。時刻はF1公式のレースハブに掲載されているスケジュールから確認しました。

ルサイルはもともとバイクのために作られたコース

ルサイル・インターナショナル・サーキットは、2004年にカタールが初めてMotoGPを開催するために建設されたコースです。F1が来たのは2021年からで、設計思想がバイク寄りであることが、そのままこのコースの性格になっています。

F1公式の説明では、5.4kmのコースは「速く流れるレイアウトで、中高速コーナーが主体」。メインストレートだけで1kmを超え、ターン1への進入が主要な追い抜きポイントになります。ストップ・アンド・ゴーの市街地コースとは正反対で、アクセルを開けたまま長い時間コーナリングし続ける区間が連続します。

この「長い時間、横方向の力がかかり続ける」という性格が、次の章の話に直結します。バイク向けに設計されたコースをF1のマシンが走ると、タイヤに入るエネルギーが極端に大きくなるのです。

スティント上限:ピットストップ回数が規則で決まるレース

同じ長さの帯を上下に並べ、上を4分割、下を3分割したイメージ。区切りの数がピットストップの回数にあたる
レース距離は同じでも、1スティントの上限が変わると区切りの数=ピットストップ回数が変わります。

ここがこのグランプリの核心です。

2023年、ピレリとFIAは1セットあたり最大18周というスティント上限をこのレースに設定しました。2021年にコース脇のピラミッド型の縁石でタイヤのサイドウォールが傷つく事象が出たことを受けた措置です。レースは57周ですから、18周ずつだと4スティント必要になり、ピットストップは最低3回と決まります。

2025年には上限が最大25周に設定されました。2024年に持ち帰ったタイヤを分析したところ、とくに左フロントが摩耗の限界に達していたことが理由です。57周を25周ずつなら3スティント、つまり最低2回のピットストップ。しかもこの年はセーフティカーとバーチャルセーフティカー中の周回も上限にカウントされました(2023年はカウントされませんでした)。この違いは大きく、セーフティカーが出ても「タイヤを引っ張って耐える」という選択肢そのものが消えます。

実際にどうなったか。F1公式のピットストップ記録を数えました。

年(上限) 完走者のストップ回数 優勝者のピットイン
2023年(18周) 17人中16人が3回 17周目・34周目・51周目
2025年(25周) 18人中16人が2回 7周目・32周目

ほぼ全員が同じ回数で走っています。2023年の優勝者は17・34・51周目、つまり17周ずつきっちり刻んで上限に張り付いています。2025年の優勝者は7周目と32周目で、そこから先が25周・25周。どちらも上限がそのままレースの形を決めました。

賭ける側にとっての意味は明快です。「ピットストップ回数」「最初のピットインの周回」といったマーケットは、このレースに限ってはチームの読み合いではなく算術になります。そして重要なのは、上限が毎回違うこと。2023年は18周、2025年は25周、2024年は上限なしでした。2026年の上限は、レース直前にピレリから発表されるまで分かりません。

したがって手順はこうです。発表を待つ。上限が出たら、57をその数字で割って切り上げ、1を引く。それが最低ストップ回数です。発表前に置かれているオッズは、この計算をしていない前提で組まれている可能性があります。

なぜこのコースだけタイヤが持たないのか

使用済みのF1スリックタイヤの接写。片側のショルダーだけが摩耗して表面が荒れ、反対側は滑らかなままのイメージ

スティント上限が設定されるのはこのグランプリだけです。理由はコースの性格にあります。

すでに書いたとおり、ルサイルは中高速コーナーが連続する流れるレイアウトです。ブレーキで一度止まって曲がる市街地コースと違い、高い速度のまま長い時間、横方向の力がタイヤにかかり続けます。加えて路面は滑らかでありながら研磨力があり、11月末でも気温は高めです。

負担が集中するのは左フロント。ルサイルは時計回りで右コーナーが多く、左側の前輪が外側になって荷重を受け続けるからです。摩耗が進むとゴムの厚みが減り、その先はゴムの減りではなく構造そのものの疲労の話になります。ピレリが上限を設けるのは、性能ではなく安全の判断です。

つけ加えておくと、これは「タイヤが弱い」という話ではありません。ほかの22戦では上限は要りません。1つのコースの物理条件が、シリーズ共通の製品の限界を超えているというだけです。

近年の優勝者

優勝者 チーム
2021年 ルイス・ハミルトン メルセデス
2023年 マックス・フェルスタッペン レッドブル
2024年 マックス・フェルスタッペン レッドブル
2025年 マックス・フェルスタッペン レッドブル

2022年は開催されていません(同年カタールはサッカーのワールドカップを開催したため)。F1として行われた4回のうち、フェルスタッペンが直近3回を連勝しています。

ただし2026年の彼は第13戦終了時点で未勝利です。相性の良さは数字に出ていますが、当年の序列とは食い違っている——これは前戦までのアブダビと同じ構図です。過去の戦績をどこまで重く見るかは、賭ける側が決める部分になります。過去のグランプリの結果はF1の日程・結果一覧にまとめてあります。

どこで賭けるか

F1を扱うサイトは多いものの、グランプリごとに並ぶマーケットの数には差があります。優勝や表彰台圏内はどこでも置きますが、ピットストップ関連のマーケットを用意しているかはサイトによって差が大きいので、このページで書いた上限の話を使うつもりなら、置いているかを先に確認してください。

22BET

取り扱い競技数の多さが強みで、F1も各グランプリで複数のマーケットを用意します。キュラソー当局の登録簿ではドメイン 22bet.com に紐づく免許保持者は TechWave B.V.(会社番号165594)、ライセンス OGL/2024/1653/0930 です。

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ボンズカジノ(BONS)

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まとめ

2026年のカタールGPは11月29日(日)現地19:00=日本時間11月30日(月)01:00決勝、シーズン第22戦です。押さえておくべき点は4つ。

  • 2026年はスプリント開催ではない。3年ぶりに通常フォーマットで、フリー走行が3回ある
  • スティント上限が設定されればストップ回数は算術で決まる。57 ÷ 上限を切り上げて1を引く
  • 上限は毎回違う。2023年18周、2024年なし、2025年25周。2026年はレース直前の発表待ち
  • フェルスタッペンが直近3連勝。ただし2026年は第13戦終了時点で未勝利

ほかのグランプリはF1の日程・結果一覧から確認できます。前戦のラスベガスGP、最終戦のアブダビGPもあわせてどうぞ。賭ける前には必ずご自身の居住国・地域の法律とサイトの利用規約をご確認ください。18歳未満(居住地によっては21歳未満)の方はご利用いただけません。

よくある質問

2026年のカタールGPはいつ開催されますか?

2026年11月27日(金)から29日(日)まで、ルサイル・インターナショナル・サーキット(カタール・ルサイル)で開催されます。シーズン第22戦で、最終戦アブダビの1つ手前です。決勝は11月29日(日)現地19:00スタート。

決勝は日本時間で何時からですか?

日本時間では11月30日(月)01:00スタートです。カタールはAST(UTC+3)で夏時間がなく、日本との時差は6時間。予選は日本時間11月29日(日)03:00、フリー走行は11月27日(金)22:30、11月28日(土)02:00、11月28日(土)23:30です。決勝が深夜帯になるので、前戦ラスベガス(日本時間の日曜13:00)とは条件がかなり違います。

2026年のカタールGPはスプリント開催ですか?

いいえ。2026年のルサイルは通常の週末形式で、スプリントはありません。2023年・2024年・2025年は3年続けてスプリントが組まれていたので、ここは今季の変更点です。フリー走行が3回に戻るため、予選前に集められるデータが過去3年より多くなります。タイヤの摩耗が読みづらいコースなので、この差は実際の戦略に効きます。

カタールGPのスティント上限とは何ですか?

1セットのタイヤで走れる周回数の上限を、ピレリとFIAがレース前に定めるものです。2023年は最大18周、2025年は最大25周が設定されました(2024年は上限なし)。レースは57周なので、18周上限なら4スティント=最低3回のストップ、25周上限なら3スティント=最低2回のストップになります。2025年はセーフティカーとバーチャルセーフティカー中の周回も上限にカウントされました(2023年はカウントされませんでした)。上限が置かれる理由は性能ではなく安全で、ルサイルは中高速コーナーが連続するため横方向の力がタイヤにかかり続け、とくに左フロントの摩耗が限界に達するためです。

ピットストップ回数のマーケットはどう考えればいいですか?

上限が設定された年は、ストップ回数は戦略ではなく算術で決まります。57をその年の上限で割って切り上げ、1を引いた数が最低回数です。F1公式のピットストップ記録を数えると、2023年(18周上限)は完走17人中16人が3回、2025年(25周上限)は完走18人中16人が2回で、ほぼ全員が同じ回数でした。2025年の優勝者は7周目と32周目にピットインしており、そこから先が25周・25周と上限に張り付いています。ただし上限は毎回違い、2026年の数字はレース直前にピレリが発表するまで分かりません。発表前のオッズはこの計算を織り込んでいない可能性があります。

ルサイル・インターナショナル・サーキットはどんなコースですか?

全長5.419km、決勝は57周(308.611km)です。2004年にカタール初のMotoGP開催に向けて建設されたコースで、設計はバイク寄り。F1公式の説明では「速く流れるレイアウトで、中高速コーナーが主体」とされ、メインストレートだけで1kmを超えます。主要な追い抜きポイントはターン1への進入。コースレコードは2024年にランド・ノリスが記録した1分22秒384です。F1としての初開催は2021年で、2022年は開催されていません。