競馬(G1)

カドラン賞2026|芝4000m・ヨーロッパ最長級G1の賭け方

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広大な芝コースを俯瞰したイメージ。長距離戦で細く一列に伸びた隊列が奥へ続いている

カドラン賞(Prix du Cadran)は、パリロンシャン競馬場で行われる4歳以上・芝4000mのG1です。ヨーロッパでも最長クラスの平地G1で、フランスの長距離路線では最も格の高い一戦。創設は1837年で、凱旋門賞(1920年創設)よりはるかに古い歴史を持ちます。2026年は凱旋門賞ウィークエンドの土曜に組まれます。このページでは、レースの基本、4000mという距離の意味、近年の勝ち馬、そしてブックメーカーで賭けるときの見どころをまとめます。

カドラン賞の基本

格・条件 G1/サラブレッド4歳以上(牡・牝)
距離・コース 芝4000m/パリロンシャン競馬場(フランス・パリ)
開催時期 毎年10月初旬。2026年は10月3日(土)
創設 1837年。フランス最古級の平地重賞のひとつ
総賞金 30万ユーロ(フランスギャロ発表の番組表)
位置づけ 凱旋門賞ウィークエンド土曜のG1
直近の勝ち馬 2025年:カバロデマール(Caballo De Mar、4歳。T.マーカンド騎乗)

芝4000mが意味するもの

日本の平地G1で最も長いのは天皇賞(春)の3200mです。カドラン賞はそれよりさらに800m長い。決着タイムは4分半前後で、直近5年では2023年トゥルーシャンの4分19秒52が最速、2025年カバロデマールの4分34秒74が最も遅い決着でした。同じ距離のレースでも馬場でこれだけ動くということです。

パリロンシャンの大回りを2周に近い形で回るため、道中のポジション取りとペース配分がすべてになります。向正面の上り坂と残り1600m付近からの大きな下り坂を複数回通過することになり、瞬発力よりも長くいい脚を使い続けられるかが問われます。欧州のステイヤーが1年でここを目標に組み立てる、そういう性格のレースです。

近年の勝ち馬

カドラン賞 近年の勝ち馬
勝ち馬 騎手/調教師
2025年 カバロデマール(Caballo De Mar)4歳 T.マーカンド/G.スコット
2024年 キプリオス(Kyprios)6歳 R.ムーア/A.オブライエン
2023年 トゥルーシャン(Trueshan)7歳 H.ドイル/A.キング
2022年 キプリオス(Kyprios)4歳 R.ムーア/A.オブライエン
2021年 トゥルーシャン(Trueshan)5歳 J.ドイル/A.キング

2021年から2024年までの4年は、トゥルーシャンとキプリオスの2頭だけで分け合っています。長距離路線は層が薄く、抜けた実力馬が数年にわたって勝ち続ける構図になりやすい。また7歳のトゥルーシャンが勝っているとおり、高齢馬でも通用するのがこの距離の特徴です。中距離G1のように「4〜5歳がピーク」という前提をそのまま当てはめると読み違えます。

ベット目線での注目ポイント

  • 頭数が少なく、人気が偏りやすい。層の薄い路線なので有力馬のオッズはかなり詰まります。イーチウェイの着順条件が2着までになる年もあるため、賭ける前の確認が要ります。
  • 馬場適性が実力差より効く年がある。重い馬場で強いタイプははっきり分かれます。トゥルーシャンは軟らかい馬場を得意としたステイヤーでした。
  • 年齢で切らない。直近5年で6歳・7歳の勝ち馬が出ています。
  • 土曜の結果を日曜に持ち込む。同じ馬場で走った4000m戦のタイムと脚色は、翌日の凱旋門賞の馬場を読む有力な材料になります。

どのブックメーカーで賭けるか

長距離G1は出走頭数が少なく、会社によってはアウトライトが直前まで出ないことがあります。複数の会社を見比べると同じ馬でも値段の差が出やすいレースです。

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