ジャックルマロワ賞 2026|レイフが優勝、1番人気は3着|結果とレース解説
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ジャックルマロワ賞(Prix Jacques le Marois)は、フランス・ノルマンディーのドーヴィル競馬場で毎年8月に行われる芝1600mのG1です。ヨーロッパのマイル路線でもっとも格の高いレースのひとつで、3歳以上の牡馬・牝馬が出走します(せん馬は除く)。
2026年は8月16日(日)に行われ、3歳牡馬のレイフ(Rayif)が優勝しました。このページではその結果と、レースそのものの成り立ち、そしてブックメーカーで扱われるときに知っておくとよい点を整理します。
2026年の結果 — 1番人気が敗れ、3頭が1馬身以内

| 着順 | 馬名(騎手) | 単勝オッズ |
|---|---|---|
| 1着 | レイフ(M・バルザローナ) | 6/1 |
| 2着 | ゼウス・オリンピオス(C・リー) | 11/2 |
| 3着 | プリサイス(R・ムーア) | 15/8(1番人気) |
| 4着 | ノー・ランチ(M・ギュイヨン) | 40/1 |
| 5着 | モア・サンダー(T・マーカンド) | 3/1 |
10頭立て、馬場は「良〜稍重(good to soft)」、勝ちタイムは1分35秒50。着差は1着から2着がクビ、2着から3着が1/2馬身で、上位3頭がおよそ3/4馬身のなかに収まりました。4着・5着もそれぞれ3/4馬身差です。
勝ったレイフはフランシス=アンリ・グラファール厩舎の3歳牡馬で、今季すでに仏2000ギニー(ポール・デッセ・デ・プーラン、G1)を勝っています。外めの枠から後方を進み、道中の半ばまで最後尾。直線で外から追い上げ、残り1ハロンでゼウス・オリンピオスをとらえました。
賭ける側の目線で押さえておきたいのは1番人気のプリサイスが3着に敗れたことです。単勝15/8(=およそ2.9倍)という明確な支持を受けていましたが、勝ったのは6/1、2着が11/2。上位人気3頭のうち勝ったのは1頭だけで、しかも着差はクビと1/2馬身しかありませんでした。
この結果の読み方
1回のレース結果から法則を引き出すことはできません。ただ、この年の内容そのものには、次に賭けるときの材料になる要素が2つあります。
ひとつは着差の小ささです。上位3頭が3/4馬身、5着までが2馬身少々のなかに入っています。マイル戦でこれだけ密集した決着になると、単勝で1頭を選び切るのは難しい一方、「3着以内」「掲示板圏内」といった着順のレンジで当たるマーケットのほうが実力を反映しやすくなります。ブックメーカーでいう Each Way(各社の呼称・条件は異なります)や Top 3 Finish がこれにあたります。
もうひとつは勝ち馬の位置取りです。レイフは外枠から後方最後尾を進み、直線だけで勝ち切りました。ドーヴィルの芝1600mは長い直線を使うレイアウトなので、前に行けなかったこと自体は致命傷になりません。「枠が外」「先行できない」を理由に評価を下げるなら、そのコースで実際に差しが届いているかを確認してからにしてください。
レースの成り立ちとドーヴィル競馬場
創設は1921年。前年に亡くなった、ドーヴィル競馬の運営団体(ソシエテ・デ・クルス・ド・ドーヴィル)の会長ジャック・ル・マロワ(1865-1920)の名を冠しています。1971年のグループ制導入時からG1で、距離は芝1600m。牝馬には1.5kgの減量があります。
2010年からはブリーダーズカップ・チャレンジシリーズの1戦に組み込まれており、勝ち馬は同じ年のブリーダーズカップ・マイルへの出走枠を得られます。ヨーロッパのマイル王者がアメリカに向かうかどうかの分岐点になるレースだ、ということです。
| レース名 | ジャックルマロワ賞(Prix Jacques le Marois) |
| 格付け | G1(1971年から) |
| 創設 | 1921年 |
| 距離・馬場 | 芝1600m |
| 出走条件 | 3歳以上の牡馬・牝馬(せん馬は除く) |
| 会場 | ドーヴィル=ラ・トゥーク競馬場(フランス・ノルマンディー) |
| 開催時期 | 毎年8月 |
ドーヴィル競馬場はパリから西へおよそ200km、英仏海峡に面した保養地にあります。フランスの夏競馬の中心地で、ジャックルマロワ賞のほかにもモーリスドゲスト賞やジャンプラ賞といったG1が同じ開催で組まれます。8月のドーヴィルはヨーロッパの主要G1が集中する時期なので、ブックメーカー側の取り扱いもこの週末は厚くなります。
近年の優勝馬
| 年 | 優勝馬 | 騎手 |
|---|---|---|
| 2026年 | レイフ | M・バルザローナ |
| 2025年 | ディエゴ・ベラスケス | C・スミヨン |
| 2024年 | シャリン | S・デソウザ |
| 2023年 | インスパイラル | L・デットーリ |
| 2022年 | インスパイラル | L・デットーリ |
| 2021年 | パレス・ピア | L・デットーリ |
| 2020年 | パレス・ピア | L・デットーリ |
| 2019年 | ロマナイズド | B・リー |
| 2018年 | アルファ・セントーリ | C・オドノヒュー |
| 2017年 | アル・ワキール | L・デットーリ |
この10年で目につくのは連覇の多さです。パレス・ピアが2020年・2021年、インスパイラルが2022年・2023年と、4年続けて連覇馬が出ています。マイルの一線級が翌年も同じレースに戻ってきやすいレースだということで、前年の上位馬が再登録されていたら軽視しないほうがよい、という材料になります。ただし2024年以降は3年続けて別の勝ち馬が出ているので、連覇が起こりやすい時期とそうでない時期があります。
どこで賭けるか
ヨーロッパの競馬は日本の公営競技とは扱いが違い、取り扱っているブックメーカーとそうでないところの差が大きい分野です。フランスのG1まで単勝・複勝・Each Way がそろっているかは、レース当日に確認するしかありません。当サイトが掲載しているサイトのうち、競馬のマーケットを常設しているのは次のとおりです。
22BET
取り扱い競技数の多さが強みで、欧州の主要G1に加えて下のクラスまでオッズが並ぶことがあります。キュラソー当局の登録簿ではドメイン 22bet.com に紐づく免許保持者は TechWave B.V.(会社番号165594)、ライセンス OGL/2024/1653/0930 です。
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ボンズカジノ(BONS)
日本語表示と24時間の日本語チャットに対応しているので、Each Way の条件や清算のルールを日本語で確認できます。登録簿では Owl In N.V.(会社番号151201)名義、ライセンス OGL/2024/774/0362。
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ステークカジノ(Stake)
入出金が暗号資産中心で、居住国の決済事情で送金に手間がかかる場合に向きます。登録簿では Medium Rare N.V.(会社番号145353)名義、ライセンス OGL/2024/1451/0918。
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オッズの読み方そのものはオッズの見方、競馬に絞った解説は競馬に強いブックメーカーにまとめてあります。
まとめ
- 2026年8月16日、レイフ(6/1)が優勝。2着ゼウス・オリンピオス(11/2)、3着に1番人気プリサイス(15/8)
- 着差はクビ+1/2馬身。上位3頭が3/4馬身のなか — 単勝1点よりも着順レンジのマーケット向き
- 勝ち馬は外枠・後方最後尾から直線だけで差し切り。ドーヴィルの芝1600mは差しが届く
- 創設1921年、1971年からG1、2010年からブリーダーズカップ・チャレンジ対象
ほかのレースは競馬G1の日程一覧から確認できます。賭ける前には必ずご自身の居住国・地域の法律とサイトの利用規約をご確認ください。18歳未満(居住地によっては21歳未満)の方はご利用いただけません。
同じ夏のヨーロッパでは、この22日前の7月25日にアスコットでキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスが行われています。こちらは芝約2,400mの中距離チャンピオン決定戦で、マイルのジャックルマロワ賞とは求められる資質が異なります。2026年は日本調教馬2頭が出走しました。さらに短い距離では7月11日のジュライカップ(ニューマーケット・芝6ハロン)が夏の短距離チャンピオンを決める一戦です。
よくある質問
2026年のジャックルマロワ賞はどの馬が勝ちましたか?
2026年8月16日(日)にドーヴィル競馬場で行われ、フランシス=アンリ・グラファール厩舎の3歳牡馬レイフ(Rayif、鞍上M・バルザローナ)が単勝6/1で優勝しました。2着はゼウス・オリンピオス(11/2)でクビ差、3着は1番人気のプリサイス(15/8)でさらに1/2馬身差。10頭立て、馬場は良〜稍重、勝ちタイムは1分35秒50でした。
ジャックルマロワ賞はどんなレースですか?
フランス・ノルマンディーのドーヴィル=ラ・トゥーク競馬場で毎年8月に行われる芝1600mのG1です。創設は1921年、前年に亡くなったドーヴィル競馬の運営団体の会長ジャック・ル・マロワ(1865-1920)にちなんで名づけられました。1971年のグループ制導入時からG1で、出走できるのは3歳以上の牡馬・牝馬(せん馬は除く)。牝馬には1.5kgの減量があります。
勝ち馬にはどんな権利がありますか?
2010年からブリーダーズカップ・チャレンジシリーズの1戦に組み込まれており、優勝馬は同じ年のブリーダーズカップ・マイルへの出走枠を得られます。ヨーロッパのマイル路線の実力馬がアメリカ遠征に向かうかどうかの分岐点になるレースです。
近年の優勝馬は?
2026年レイフ、2025年ディエゴ・ベラスケス、2024年シャリン、2023年と2022年がインスパイラル、2021年と2020年がパレス・ピア、2019年ロマナイズド、2018年アルファ・セントーリ、2017年アル・ワキールです。2020年から2023年までは連覇馬が4年続けて出ており、マイルの一線級が翌年も同じレースに戻ってきやすいレースだと分かります。ただし2024年以降は3年続けて別の勝ち馬が出ています。
2026年の結果から何が読み取れますか?
2つあります。ひとつは着差の小ささで、上位3頭がおよそ3/4馬身のなかに収まりました。単勝で1頭に絞り切るのが難しい代わりに、「3着以内」といった着順のレンジで当たるマーケットのほうが実力を反映しやすい決着です。もうひとつは勝ち馬の位置取りで、レイフは外めの枠から道中の半ばまで最後尾を進み、直線だけで差し切っています。ドーヴィルの芝1600mは長い直線を使うので、枠順が外であることや先行できないことは、このコースでは決定的な不利になりません。