Payz(ペイズ)とは|旧エコペイズの手数料・出金・アカウント階級

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複数通貨の残高が縦に並んだ電子ウォレットのアプリ画面と、ロゴの無い決済カード、通貨記号の入ったコインを並べたイメージ

エコペイズという名前で覚えている人が多いと思いますが、このサービスはPayz(ペイズ)に改称しています。運営会社もサービスも続いていて、アプリの配布IDやバウチャーの名前(ecoVoucher)には今も旧名の痕跡が残っています。

ブックメーカーやオンラインカジノの入出金画面でよく見かける電子ウォレットですが、登録した直後の状態(Classic)では銀行口座への出金ができません。ここを知らないまま入金だけ済ませてしまうと、勝ち分を引き出す段になって止まります。このページでは、公式が公開している料金・上限・階級の条件をもとに、口座の作り方から着金までの流れを整理します。決済手段全体の見取り図は決済方法ガイド、入金だけを比べたい場合はブックメーカーの入金方法にあります。

Payz(ペイズ)の基本情報

Payzは2000年から続く電子決済サービスです。銀行ではなく電子マネー機関(EMI)で、公式は「銀行とは異なり、セーフガーディング(分別保全)によって顧客の資金を保護する」と説明しています。

項目 内容
サービス名 Payz(ペイズ)/旧称 ecoPayz(エコペイズ)
運営会社 IPS Solutions Ltd(キプロス共和国・登記番号 HE346719、所在地 Nicosia)
ライセンス キプロス中央銀行の電子マネー機関(EMI)免許 115.1.3.28
サービス開始 2000年
口座開設 無料
対応通貨 50通貨以上(日本円を含む)
アカウント階級 Classic/Silver/Gold/Platinum/VIP の5段階
カード Payz Mastercard(Silver以上・提供地域はイギリスとEU/EEA加盟国の大半)
サイトの表示言語 英語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・ポルトガル語

通貨口座は用途ごとに複数持てて、Silver以上なら1つのアカウントの下に最大10口座を開けます。選べる通貨にはJPY(日本円)も含まれるので、円建ての残高を持ったまま外貨のサイトに支払う、という使い方ができます。両替が発生するときは後述の通貨換算手数料がかかります。

5つの階級と、それぞれでできること

左端の低く暗い1段のうしろに縦の関門の線があり、その右に明るい4段が階段状に高くなっていく図(Payzの5階級のうちClassicだけ銀行出金ができず、Silver以上で解放されることを表したもの)

Payzでいちばん重要なのがこの階級です。登録直後はClassicで、この状態では銀行口座への出金という項目自体が用意されていません。生涯累計の入金上限も2,500ユーロで止まります。

銀行出金・他人への送金・カードの申し込みは、いずれもSilver以上で解放されます。Silverへの引き上げは本人確認だけで、追加の入金実績は要りません。

階級 銀行口座への出金 上がるための条件
Classic 不可 登録した時点でこの階級。累計入金は2,500ユーロまで
Silver 可(1回5ユーロ〜) 本人確認のみ。写真付き身分証1点+住所確認書類1点+自撮り
Gold Silverを30日保有+カード認証+累計5,000ユーロ(カード入金なら2,500ユーロ)の入金+マーチャントへの送金累計25,000ユーロ
Platinum Goldを30日保有+Payz Mastercardの申請・受領・有効化+マーチャントへの送金累計50,000ユーロ
VIP Platinumを30日保有+マーチャントへの送金累計250,000ユーロ

住所確認に使えるのは銀行の取引明細・公共料金の請求書・居住証明で、いずれも3か月以内の日付と氏名・住所の記載が要ります。スクリーンショットは受け付けられません。審査は2営業日以内と案内されています。

Gold以上の条件に「マーチャントへの送金累計」が入っているとおり、階級はサイトへの入金額を積み上げると上がる設計です。上げると通貨換算手数料が2.99%→1.49%→1.25%と下がり、口座残高の上限も15,000ユーロ→100,000ユーロ→120,000ユーロ→上限なしと広がります。

出金の手順と、着金までにかかる日数

Silver以上で銀行出金が使えるようになったあとの流れはこうです。

  • ログインして「Transfer funds」→「Bank account」タブを開く
  • 初回のみ、受け取る銀行口座の情報を登録する(2回目以降は不要)
  • 金額を指定して申請する。申請自体は24時間いつでも出せる
  • ステータスが「NEW」のあいだはキャンセルを依頼でき、資金はPayz口座に戻る

所要日数は公式の案内が具体的です。申請の処理に3営業日、そこから着金までさらに最大5営業日。合わせて最大8営業日を見ておくことになります。ここが「サイトの出金完了=現金化」ではない、という話の実体です。サイト側の出金処理が数時間で終わっても、それはPayz残高に着いただけで、銀行に届くのはその先です。

1回あたりの最低額は5ユーロ、上限は1回・1日とも500,000ユーロ、週1,000,000ユーロと十分に大きいので、実務で引っかかるのは上限より階級と日数のほうです。

手数料

幅のある表記が多いのは、公式が「正確な料金は地域と居住国で利用できる選択肢によって変わる」と注記しているためです。自分の画面に出る数字が最終的な答えになります。

項目 手数料 補足
口座開設・階級の引き上げ 無料 全階級
クレジット/デビットカード入金 1.69〜6.00%+0.25ユーロ 1回10ユーロから
銀行入金(国内・国際) 0.00〜10.00% 国内1〜3営業日、国際1〜4営業日
ecoVoucher入金 2.90% 1回150ユーロまで
銀行口座への出金 5.90〜10.00ユーロ(VIPは2.90〜7.00ユーロ) Silver以上
他のPayz口座への送金 Silver 1.50%(最低0.50ユーロ)/Gold以上 無料 送る側が負担。受け取りは無料
Payzマーチャントとの入出金 無料 全階級
通貨換算 Classic・Silver 2.99%/Gold・Platinum 1.49%/VIP 1.25% カード決済は階級を問わず2.99%
休眠手数料 月5.00ユーロ 全階級に適用

見落としやすいのが最後の休眠手数料です。階級に関係なく月5ユーロで、残高を置いたまま使わない期間があると目減りします。シーズンオフに口座を空にしておくかどうかは、この数字を見てから決めることになります。

入金の上限は階級で変わる

カード入金の上限は階級ごとに区切られていて、Classicのままだと1回・1日とも200ユーロで止まります。1日に出せるカード入金の回数もClassicは2回、VIPは10回です。

階級 カード入金の1回上限 1日の上限
Classic 200ユーロ 200ユーロ
Silver 1,000ユーロ 3,000ユーロ
Gold 1,500ユーロ 5,000ユーロ
Platinum 2,000ユーロ 6,000ユーロ
VIP 2,500ユーロ 7,000ユーロ

銀行入金はもっと大きく、Classicでも1回1,000ユーロ、Silver以上は15,000〜140,000ユーロです。ほかにecoVoucher(プリペイド型のバウチャー)とCash2Code、地域によってはInteracも並びます。

使えるかどうかは居住国で決まる

公式サイトの国切り替えに並ぶのは166の国・地域で、料金ページにも「サービスの提供範囲は居住国によって異なる場合があります」と明記されています。海外在住で使うつもりなら、まず自分の居住国が一覧にあるかを見るのが先です。

アジア圏では香港・韓国・マカオ・マレーシア・シンガポール・台湾・タイ・スリランカ・モンゴル・ネパール・モルディブが並んでいます。ヨーロッパはイギリスとEU/EEAの加盟国がほぼ揃い、オセアニアはオーストラリアとニュージーランドが入っています。一覧の並びはイタリア、ジャマイカ、ジャージー、ヨルダン、韓国の順で、日本の項目は置かれていません。

この一覧に載っているかどうかは、カードの提供地域とは別の話です。Payz Mastercardが出るのはSilver以上かつイギリスとEU/EEA加盟国の大半と条件が付いているので、口座は作れてもカードは出ない国があります。お住まいの国・地域の法律とあわせて、先に確認しておいてください。

Payzを受け付けているサイト

公式の入出金ページでPayzが案内されているのは、たとえば次の4サイトです。

サイト Payzの扱い 公式が案内している条件
カジ旅 入金・出金の両方 いずれも20〜5,000米ドル・即時
遊雅堂 入金・出金の両方 eウォレット枠(Jetonbank・Vega Wallet・Payz・MuchBetter)
インターカジノ 入金・出金の両方 eウォレット枠(Payz・MuchBetter・Vega Wallet・Jeton Wallet)
ラッキーニッキー 出金で利用可 処理時間24時間以内、最小出金3,000円/20ドル

カジ旅はPayzの入出金額と処理時間まで公式に出しているので、いくらまでいつ動かせるかが事前に読めます。カジ旅の公式サイトを見るレビュー

遊雅堂はeウォレットと仮想通貨、銀行送金が入出金の両方に使える構成で、Payzもその枠に入っています。遊雅堂の公式サイトを見るレビュー

同じ電子ウォレットでも、MuchBetter(マッチベター)は階級ではなくアカウントを登録した国で手数料が変わる作りで、対応国の一覧には日本やインドも入っています。並べて選びたいときの比較材料になります。

サイト側の入金画面にPayzが出るかどうかは、そのサイトが対応しているかに加えて自分の居住国とアカウントの通貨でも変わります。最終的な答えは入金画面の一覧です。ほかの決済手段と横に並べたい場合は決済方法ガイド、サイトごとの比較はブックメーカー比較オンラインカジノ比較にまとめています。

まとめ

Payz(旧エコペイズ)は、キプロス中央銀行の免許を持つIPS Solutions Ltdが2000年から運営している電子ウォレットです。使ううえで効いてくるのは次の3点です。

  • 登録直後のClassicでは銀行出金ができない。本人確認を通してSilverに上げるところまでが実質的な初期設定です。審査は2営業日以内。
  • 着金までは申請から最大8営業日。処理に3営業日、着金までさらに最大5営業日という内訳が公式に出ています。
  • 使えるかどうかは居住国で決まる。国の一覧は166で、カードの提供地域はさらに狭くイギリスとEU/EEA中心です。

ギャンブルは各国・地域の法定年齢以上、余剰資金の範囲で。ブックメーカーや決済サービスの利用可否は国・地域によって異なります。当サイトは世界中の日本語話者に向けた情報サイトであり、必ずお住まいの国・地域の法律をご確認ください。詳しくは責任あるギャンブルについてをご覧ください。

よくある質問

エコペイズとPayzは同じサービスですか?

同じサービスです。ecoPayz(エコペイズ)から Payz(ペイズ)へ改称したもので、運営会社は変わらずキプロス共和国のIPS Solutions Ltd(登記番号HE346719)です。キプロス中央銀行から電子マネー機関として認可されており、免許番号は115.1.3.28です。アプリの配布IDやプリペイド型バウチャーの名称(ecoVoucher)には、いまも旧名の痕跡が残っています。

Payzから銀行口座に出金するにはどうすればいいですか?

まずアカウントの階級がSilver以上である必要があります。登録直後のClassicには銀行口座への出金という項目自体がありません。Silverに上げるには本人確認だけで、写真付き身分証1点と住所確認書類1点、それに自撮り写真を提出します。審査は2営業日以内と案内されています。Silver以降は、ログインして「Transfer funds」の「Bank account」タブから受取口座を登録し、金額を指定して申請します。最低額は1回5ユーロです。

Payzの出金は着金までどのくらいかかりますか?

公式の案内では、申請の処理に3営業日、そこから資金が銀行口座に届くまでさらに最大5営業日です。合計で最大8営業日を見ておくことになります。ブックメーカーやカジノ側の出金処理が終わってもそれはPayz残高への着金までで、銀行口座に届くのはその先の手続きです。申請のステータスが「NEW」のあいだはキャンセルを依頼でき、その場合の資金はPayz口座に戻ります。

Payzの手数料はいくらですか?

口座開設と階級の引き上げは無料です。入金はクレジット/デビットカードが1.69〜6.00%+0.25ユーロ、銀行入金が0.00〜10.00%、ecoVoucherが2.90%。銀行口座への出金はSilver〜Platinumが5.90〜10.00ユーロ、VIPが2.90〜7.00ユーロです。通貨換算はClassicとSilverが2.99%、GoldとPlatinumが1.49%、VIPが1.25%(カード決済は階級を問わず2.99%)。見落としやすいのは月5.00ユーロの休眠手数料で、これは全階級に適用されます。幅のある表記は、正確な料金が地域と居住国によって変わるためです。

Payzのアカウント階級はどうやって上がりますか?

階級はClassic・Silver・Gold・Platinum・VIPの5段階です。Silverは本人確認のみで上がれます。Goldは、Silverを30日保有し、カードの認証を済ませ、累計5,000ユーロ(カード入金なら2,500ユーロ)を入金し、マーチャントへの送金が累計25,000ユーロに達していることが条件です。Platinumはさらに、Goldを30日保有し、Payz Mastercardを申請・受領・有効化したうえで、マーチャントへの送金が累計50,000ユーロ。VIPはPlatinumを30日保有し、送金累計250,000ユーロです。

Payzは日本円で使えますか?

通貨口座として日本円(JPY)を選べます。Payzは50通貨以上に対応しており、Silver以上なら1つのアカウントの下に最大10口座まで開けるので、円建ての残高を持ったまま外貨のサイトに支払うこともできます。ただし通貨をまたぐ支払いには通貨換算手数料がかかり、料率は階級によって1.25〜2.99%です。なお、サービスを使えるかどうかは通貨ではなく居住国で決まります。

Payzはどの国で使えますか?

公式サイトの国切り替えに並ぶのは166の国・地域で、料金ページにも「サービスの提供範囲は居住国によって異なる場合があります」と明記されています。アジア圏では香港、韓国、マカオ、マレーシア、シンガポール、台湾、タイ、スリランカ、モンゴル、ネパール、モルディブが並び、ヨーロッパはイギリスとEU/EEA加盟国がほぼ揃っています。Payz Mastercardはさらに条件が狭く、Silver以上かつイギリスとEU/EEA加盟国の大半、という提供範囲です。

Payzが使えるブックメーカー・カジノはありますか?

公式の入出金ページでPayzを案内しているサイトとして、カジ旅(入出金とも20〜5,000米ドル・即時)、遊雅堂(eウォレット枠で入出金とも可)、インターカジノ(eウォレット枠で入出金とも可)、ラッキーニッキー(出金の処理時間24時間以内、最小出金3,000円/20ドル)があります。入金画面にPayzが表示されるかどうかは、サイト側の対応に加えて自分の居住国とアカウントの通貨でも変わるため、最終的な答えは入金画面の一覧になります。